部屋に物があふれて困っている、物置にしまいたいけど、市販の物置ではカビが生えたり傷んだりしないか不安。
そんな時にトランクルームを検討してみるとよいでしょう。
今回は、82,000室という圧倒的なスペース数を誇るハローストレージというトランクルームをご紹介します。
大手のトランクルームとしては、ランニングコストがそこまで高くないので、大きな荷物を長期間預けるのに適しているでしょう。
ハローストレージのサービスの特長は?
ハローストレージは、東証マザーズに上場しているエリアリンク株式会社が運営しているサービスです。
物件数は業界ナンバー1で、82,000室です。
東京で屋内型では、145店舗あります。
ちなみに私の実家の近所にもいつの間にかハローストレージのコンテナが置かれていました。
ハローストレージの特長は以下の通りです。
- 物件数が多く、基本的に近所で見つかることが多い
- 屋内型、屋外型、バイク用というバリエーションがある
- ハローストレージプレミアム(トランクハウス24)というビル1棟トランクルームとして設計された物件がある
- 初期費用は高いがランニングコストはそこそこ安い
ハローストレージの料金はどのようになっているの?
さて、まず気になるのは料金ですよね。
ハローストレージの料金は、初期費用にいろいろな料金がかかって正直高い、という印象です。
短期の利用にはあまり向いていません。
では実際にハローストレージの料金はどのようになっているのか見てみましょう。
-
条件
- 場所:東京都練馬区
- 広さ:1畳
- 通常の屋内型
初期費用(税込) | |
---|---|
月額使用料(当月日割り) | 〇〇円 |
月額使用料(翌月) | 8,800円 |
事務手数料 | 8,800円 |
管理費(当月+翌月) | 4,320円 |
鍵代 | 2,940円 |
セキュリティ登録料 | 1,080円 |
安心保証パック | 540円 |
web割引 | ▲1,000円 | 合計 | 25,480円+当月日割り |
いかがでしょうか?
初期費用はなかなかいいお値段だということがお分かりになると思います。
月々の利用は、この中の月額使用料、管理費、安心保証パックの料金がかかってきます。
初期費用(税込) | |
---|---|
月額使用料 | 8,800円 |
管理費 | 2,160円 |
安心保証パック | 540円 | 合計 | 11,500円 |
初期費用については、地味にweb割引が1,000円付きます。
また、公式サイトでは月額使用料も割引になるキャンペーンもよくやっているので、そちらの適用があるときに利用するのも賢い選択です。
⇒ハローストレージ
更新料が0.5か月分かかるので注意!
ハローストレージは1年契約で、解約の申し出が無い限りは自動更新されます。
その時に、更新料として月額使用料の0.5か月分がかかってしまいますので、注意しましょう。
解約は、解約申し出の翌月末扱いになります。
12月に解約したかったら、11月中に解約の申し出をする必要があります。
解約日は必ず月末なので、月の途中で荷物を引き上げたとしても月末までの料金はかかってしまいます。
料金の支払い方法
ハローストレージの料金は、初期費用については、クレジットカード、銀行振込(振込用紙がもらえます)による支払いができます。
月々の支払は口座振替が毎月27日引落、クレジットカードの場合は毎月15日の引落で利用ができます。
基本的にクレジットカード、口座振替両方に対応しているので、おそらく支払方法に困るということはないでしょう。
ハローストレージの使い勝手
使い勝手はどうでしょうか。
ここでは時間帯や利用方法についてご紹介します。
365日24時間利用可能
基本的に24時間いつでも利用可能なので、荷物を預けたいとき、取り出したいときにいつでも行くことができます。
職場や出先にトランクルームを借りて、仕事道具や趣味の道具の収納として使うという使い方をしている方もいらっしゃるようですよ。
物件によっては無料駐車場がある
東京に住んでいると、なかなか車を停めることができません。
ハローストレージには都心部であっても無料駐車場が備え付けてある物件もありますので、大きな荷物がある場合でも運び込むことができます。
屋外型のコンテナは、基本的にコンテナ前まで車で乗り入れることが可能です。
写真はハローストレージ穴川パート3です。
千葉市稲毛区にある屋外型コンテナです。
ちなみに屋外型コンテナの2階には専用のタラップを使って登ります。
コンテナのわきに備え付けてありますので、これを移動させます。
ただ、同時に使っている人がいたり、下の階で作業している人がいたら使えませんので、順番を待つ必要があります。
バイク専用のコンテナがある
バイクの駐輪場が少ない!ということで、バイク専用のコンテナを用意したのがハローストレージです。
バイクを風雨にさらしておきたくない、盗難やいたずらから守りたいというニーズにこたえることができますね。
車よりも機動性があるのに車より置き場所が無いって現在(;´Д`)
このサービスは期待大喫緊課題「バイク駐輪場不足」 トランクルーム「ハローストレージ」がバイク駐輪場サービス拡充へ – https://t.co/PhIbT0NhyX
— まこと@DUO氏 (@makoto_HN) 2018年9月26日
バイク専用コンテナのサイズはどの程度が良い?
バイクを入れられるのはわかったけど、どのくらいの大きさが必要なのだろう?という疑問がわきませんか?
借りてみたものの満足いく広さじゃなかったとか、最悪入らなかったとか、そういう事態は避けたいものです。
入れるバイクの大きさにもよりますが、1.5帖サイズであればそこそこ入れられるようです。
実際に借りていた方のサイトを拝見いたしました。
ハローストレージのセキュリティは?
屋内型のセキュリティ
屋内型のトランクルームの場合は、セコム、ALSOKと提携しているため、セキュリティ的には問題ないといえるでしょう。
セキュリティカードによる入館、24時間の監視と一通りのセキュリティはそろっています。
また、鍵はディンプルキーを採用しています。
ディンプルキーは鍵の表面に凹凸があるタイプのカギで、一般的なギザギザのカギよりもピッキングや複製が難しいという特長があります。
屋外型のセキュリティ
屋外型のセキュリティは、監視カメラと南京錠になります。
屋外で誰でも前まで行けてしまうということで、やはり屋内型と比べるとセキュリティ面では弱いというのが正直なところです。
ハローストレージの空調はどうか?
トランクルームで気になるのが、カビです。
衣類などを物置に保管していたらカビが生えていた、という話は枚挙にいとまがありません。
押し入れの奥や物置に共通するのは空調の有無。
空気がしっかり流れていないと、カビも生えやすくなります。
さて、ハローストレージはどうなのでしょうか。
屋内型は基本的に空調がありますので、極端に暑くなったり寒くなったりすることはありません。
ただし、空調の無い物件の場合は常温となります。
屋外型は、当然ながら空調は付いていません。
断熱材は使っておりますが、それでも外気温+3度程度にはなってしまいます。
湿度も外とほぼ同じとみてよいでしょう。
ですので、屋外型コンテナの場合は通常の物置よりはちょっとまし、程度に考えておき、アウトドア用品や一部の家電製品など比較的耐久性のあるものを入れておくのがよいでしょう。
ちなみに私は、アパートの物置に冬場は扇風機、夏場は電気ストーブを袋に入れて保管していますが、ここ5年以上壊れずに使えています。
万が一の補償は?
最大50万円の補償が付いています。
公式サイトの約款から抜粋します。
第18条(保険の付保)
本サービスは当社と当社が適当と認めた保険会社(以下「保険会社」といいます)との間の契約により、レンタルボックス内に収納された物品類の火災・盗難による損害を補償するための損害保険が付保されています。なお、補償される限度額はレンタルボックスのタイプ毎に次のとおりとなります。レンタルボックスのタイプ 限度額
コンテナタイプ 金500,000円
トランクルームタイプ 金500,000円2.前項の損害保険の補償は保険会社の規約に基づき行われます。したがって上記の限度額を超える損害はもちろんとして限度額内の損害であっても、全ての火災・盗難による損害及び全ての収納物に対し補償されるものではありません。また保険会社が保険金の支払いを承認しない損害については、当社はその責任を一切負いません。
3.保険会社の変更または保険条件の変更等により随時、補償される限度額・補償範囲が変更または損害保険が付保の中止がされる可能性があることを契約者は予め承諾するものとします。
ハローストレージの良くないところは?
ハローストレージで良くないところはどんなところでしょうか。
初期費用が高いので短期利用に向かない
初期費用が安い傾向にある宅配型はもちろんのこと、同じ店舗型のキュラーズと比較しても初期費用は高いです。
トランクルームの料金をまとめて比較した記事から引用すると下記のようになっています。
最初に3ヶ月分相当の料金が発生するので、短期利用には向きません。
また、毎月、月額使用料とは別に、管理費が2,160円かかります。
ただそれでもキュラーズと比較すると月々の料金は安いので、長く使うのであればキュラーズよりもランニングコストは抑えられるでしょう。
また、月額使用料が割引になるキャンペーンもよくやっているので、公式サイトでチェックしてみて下さい。
⇒ハローストレージ
料金の比較です。
詳しくは、トランクルームの料金相場を比較した記事がありますので、そちらをご参照ください。
※表は左右にスクロールできます
キュラーズ | ハローストレージ | サマリーポケット | |
---|---|---|---|
月額使用料 | 14,796円 | 8,800円 | 0円(初月無料) |
事務手数料 | 0円 | 8,800円 | 0円 |
管理費 | 0円 | 4,320円 | 0円 |
鍵代 | 2,484円 | 2,940円 | 0円 |
セキュリティ代 | 0円 | 1,080円 | 0円 |
安心保証パック | なし | 540円 | なし |
合計 | 17,280円 | 26,480円 | 0円 |
まとめ
ハローストレージについてご紹介いたしました。
物件数が非常に多く、あなたも目にしたことがあるかもしれませんね。
ハローストレージは、初期費用こそ高いものの、ランニングコストはそこそこ抑えられているので長く使うにはよいでしょう。
アウトドア用品など屋外に置いておいても差し支えないものは、屋外型コンテナに預けるなど上手く使えば費用が抑えられます。
月額使用料が割引になるキャンペーンもよくやっているので、是非公式サイトをチェックしてみてください。
⇒ハローストレージ
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